２０１９年度、東広島商工会議所青年部の会長を務めております原田明です。
　本日を持ちまして、会長の職を２０２０年度宮迫真芳会長へ引き継ぎます。
　まずもって、会員の皆様におかれましては、１年を通じ、東広島ＹＥＧの活動に積極的にご参加をいただき本当にありがとうございました。

　思えば名井直前会長から会長の職を引き継いだ際、『自分に果たして会長を務め切ることができるのだろうか』という不安と、『ここまで来たら腹をくくってやり切るしかない』という覚悟の入り混じった、とても複雑な心境だったことを、昨日のことのように思い出します。

　１年間会長を務めて来て、『会長としてもっとできることがあったのではないか』、『もっと会員の皆様に向けて想いを発信した方が良いのではないか』と日々、反省の連続でした。
　しかし、全てはその一瞬一瞬を会員の皆様の為、そして東広島ＹＥＧの為を想い活動をしてきましたので、一切の後悔はありません。
　そしてそんな想いの中ではありますが、やはり一番感じ続けたのは会員の皆様への感謝の気持ちでした。

　総会という、言わば東広島ＹＥＧの活動の根本となる事業を運営していただき、約１５年ぶりとなる青年部マニュアルの再編にも取り組んでいただきました、久保西委員長をはじめとする総務委員会の皆様。

　趣向を凝らし、初となる京都への県外研修を運営し、龍王山初登頂では委員会メンバーの熱い思いで過去最高と言える初日の出を拝むことができました、掘川委員長をはじめとする地域振興委員会の皆様。

　２度にわたるオープン例会や早朝の新入会員セミナー、そして２７名の新入会員に入会いただき、１５０名という目標を見事達成させることができました、小幡委員長をはじめとする会員開発委員会の皆様。

　１０年目の節目となり、次年度への引き継ぎを思案しながらも、数多くの委員会を開催し、ラストにふさわしい集大成を見せていただきました、大井委員長をはじめとするビジネス推進委員会の皆様。

　少ない例会運営予算にもかかわらず、経営者としての資質向上につながる例会の運営、そして女性会と合同で行う新年互礼会の運営を見事に果たしていただきました、鳴谷委員長をはじめとするスキルアップ研修委員会の皆様。

　納涼交流会等の事業運営の他、各事業の写真撮影、そして約３０件の活動報告や約９０件のブログアップなど、年間を通し活動をしていただきました、大西委員長をはじめとする広報委員会の皆様。

　東広島ＹＥＧの枠を飛び越え、酒まつりや広島県連、中国ブロックに出向していただき、責任をもってその職を全うしていただきました皆様。

　東広島ＹＥＧの行く末を常に考え、時に厳しく、時に温かくご指導いただき、各事業にも積極的に参加をしていただきました、徳森監事、二宮監事。

　多くは語らずとも、我々執行部がその答えを出せずにいる時、そっと助言をし続けていただきました小比賀顧問、片山顧問、竹下顧問、牧尾顧問。

　こちらからの無理な注文に嫌な顔ひとつせず、常に迅速にそして正確に対応していただきました事務局の重光課長、若林さん。
　今年度が青年部創立３０周年ということもあり、例年以上に温かいご支援・ご協力をいただきました、嚆矢会西尾会長をはじめとする、青年部のＯＢ・ＯＧの皆様。

　各会議における会場準備から議事録の作成、そして各事業での受付など、青年部事業を縁の下で支えていただきました、有田幹事、加藤幹事、山口幹事。

　私の想いを的確に各委員会へ伝え、また私が悩むとき、一緒に悩み、そして常に決断を後押ししていただきました上田副会長、杉原副会長、谷口副会長、宮迫副会長。

　私が悩んだとき、いつも１番最初に相談に乗ってもらい、そしていつもこれまでの経験を活かした助言をしていただきました名井直前会長。

　最後に、会議の際はいつも１番に会場入りし、私以上に入念に資料のチェックを行い進行のシミュレーションを行い、滞りない会議の進行に努め、また自分より年下の会長である私を気遣い、常に私のそばで一緒に行動していただきました、柏谷専務理事。
　全ての皆様に改めまして心より感謝を申し上げます。
　
　新型コロナウイルスによる後期通常総会のシナリオ変更や卒業式・納会の延期など、まさに私自身、記憶に残る１年となりましたが、全ての皆様にお支えをいただき、今日という日を迎えることができました。

　また、２０１９年度は青年部創立３０周年という節目の年でもあり、委員会や通常の例会を開催しつつも創立３０周年事業の成功へ向けて、会議を重ねる日々でありました。
　常光実行委員長をはじめとする実行委員会の皆様におきましては、前日ギリギリまで細部にわたる調整をしていただき、お陰を持ちましてご来賓の皆様や他単会の方々から数々のお褒めの言葉をいただく素晴らしい記念事業を執り行うことができました。

　青年部は日々成長を続ける団体だと私自身信じております。
　会長としての襷を渡す２０２０年度宮迫真芳会長は、私より青年部としての経験も長く、型にとらわれない独自の発想力を持ち、そして何よりもその温かい人柄で多くの皆様から愛されている方ですので、必ずや青年部をより良い方向に導いてくれると信じております。

　２０１９年度は本当に忙しい年であり、会員の皆様に数々のご負担をかけることも多く、また私の配慮が足りない部分もあり、気を悪くされた方もいらっしゃるかもしれませんが、今年度で得た知識や経験を是非ともこれからの社業や青年部の活動に役立てていただければと思いますし、私自身もひとりの青年経済人として成長し、自分自身の「Ｒｏｏｔｓ」を忘れることなく、「ＮＥＸＴ ＳＴＡＧＥ」に進むことができるよう、精一杯努めてまいります。

　一年間本当にありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東広島商工会議所青年部
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１９年度会長　原田　明