感謝と御礼
会長挨拶
激動の2020年度が終わろうとしています。
今年度を振り返ると、新型コロナウイルス感染症拡大という未曽有の事態に直面し、非常に大きな変化のあった1年となりました。これにより、これまで当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなくなりました。集まること、議論すること、酒を酌み交わすこと、たくさんの当たり前が、私たちの日常から消えていきました。
緊急事態宣言の発令や外出自粛要請、営業自粛要請を受け、皆さんの生活においても社業においても本当に大きな影響があったと思います。3密の回避やソーシャルディスタンスの確保、テレワークの急速な普及、マスク会食など、様々な制約がありました。前例という名の教科書や参考書もない中で、私達はこの苦境を乗り越えなればならない。模索に模索を重ねて、この1年間、全会員と共にここまで歩んできました。
青年部の事業計画は、ほとんどが当初の計画通りに行うことができませんでした。しかし、失ったものも多い反面、だからこそ得られたものも決して少なくなかったのではないでしょうか。変化に対応する力、青年経済人としての大胆で柔軟な発想、今年度培った経験を「withコロナ時代」の2021年度にしっかりと繋いでまいります。
会員の皆様へ
今年度スローガン、”Roots 〜今、新生のとき”
創立31年目のこの1年、次の40周年に向けて“新たな種を撒く大切なスタートの年”と言えたでしょうか。10年後に今年度を振り返ったとき、“大切なものがここに埋まっている。そのRootsがここにある!”そう言える1年だったでしょうか。
こんな時だからこそと、様々な難題に取り組んだこの1年。何ものにも代えがたいこの1年を皆さんと共に駆け抜けられたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
2020東広島商工会議所青年部
会長 宮迫真芳