会長挨拶
2024年度 東広島商工会議所青年部 第35代会長を務めさせていただきます、蓮池祐介と申します。一年間どうぞよろしくお願いいたします。
10年前にお声がけをいただき、東広島YEGに入会してから、たくさんの方と繋がることができました。いろいろな事業にも携わらせていただきました。幹事・委員長・県連出向・酒まつり出向・専務理事・副会長と、それぞれの役割を与えられた中で、自分の意志で会長職に挑戦したいと思うようになりました。また、10年の間に諸先輩からお世話になる中で、恩返しができるとすれば、会長として一年間を務めることで、自分なりに成長した姿を見ていただくことだ、と考えました。
東広島YEGの会長職を考えるにあたり、改めて歴代の会長挨拶を振り返りましたが、私が執行部に入った2020年度以降、必ずコロナ禍について触れられていました。世界的に影響を与えた感染症として、生活にも経済にも、大きな負の影響をもたらしました。しかし、コロナ禍を経験する中で、通常では考える必要のなかったことを考え、非常時だからこその対応策を講じ、今までは取らなかった手法をとるなど…コロナ禍を経たからこそ新たな知見を得ることができたことも確かです。そしてコロナ禍が収束した今、もはや我々の活動に制限はありません。あとは我々自身がネガティブマインドを払拭し、行動に移すのみです。
2024年度は「積極進取~Active Spirits~」をスローガンとして掲げます。
それぞれの会員が、それぞれの分野で、それぞれのやり方で積極的に行動し、掴み取る。YEG活動においても同様に、積極的に考え、行動し、挑戦する。行動することが我々YEGの責務であり、行動することでしか結果が得られないのであるなら、その先頭に立って進むのは間違いなく我々であるべきです。その思いから、このスローガンを掲げました。
2023年度は常光会長の下、「ring. ~繋がる輪 深まる輪~」をスローガンに、繋がりを持つことに重きを置いて活動してきました。東広島YEGの会員同士で、他単会と、地域と、他団体と、学生と、行政と、繋がりを持つことができました。この繋がりを大切に引き継ぎ、さらに深めることを目指し、より良い一年を目指します。
また、2022年度に策定した中期ビジョンに基づき、全ての会員が、同じ方向に向かって、継続的に課題に取り組んでいきます。会の在り方や活動内容、職責の理解などが課題としてとらえられる中、その一つとして、地域資源の活用を目的とした新規事業にも挑戦します。YEGの価値を高め、地域にとって必要な会として受け入れられることを目指し、会員一丸で取り組んでいきましょう。
2024年度は東広島市が市制施行50周年を迎えます。地域の発展のためにご尽力いただいた先人たちに感謝するとともに、我々自身がこの地域の今後に責任を持って行動するという気概を持つ時だと考えます。また、東広島YEGも本年で創立35周年を迎えます。東広島の発展とともに、節目の年を迎える我々自身も、この地域から必要とされるべく、積極的な活動をお願いします。
YEGは会員の皆様の活動によって成り立っています。自社業のため、地域のため、そして我々自身のために、積極的な参加、活動、協力をお願いいたします。
一年間、どうぞよろしくお願いいたします。
2024年度 東広島商工会議所青年部
会長 蓮池 祐介